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日記2006 目次

記憶から消えた鍵

「明日の記憶」の主人公だけは遠慮したいから2006年8月8日

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このところ置き忘れが非常に多くなった。いつも決められた同じ場所に置けばよいのだが例えば洗面所でちょっと時計を置いたりするとあとで探すのに大変な苦労をすることがある。従って置くときに注意を払えばこういう問題はめったに起こらないしここ数ヶ月は大丈夫だった。8月5日、ビアパーティがありテニスの後家内とでかけた。飲み放題で気分よくタクシーで帰宅。問題は家の鍵がいつものポケットに入っていないことだった。どう考えても出かけるとき必ず鍵を確認する習慣があるし、帰りのタクシーから降りた時の真っ白な座席も記憶に残っている。翌日はお店にも電話し、車の中、テニスコート、病院など自分のいったところは全部回ってみたが痕跡すら見つけれなかった。「明日の記憶」と言われながら気落ちしていると昼過ぎに携帯が鳴った。昨日パーティの仲間が自分のバックに鍵が入ってたのに気づき隣にいた私のではないかという連絡。ホっとした瞬間であった。「明日の記憶」でなかったことが一番うれしい。しかしこれまで大きな手帳をおとす事はしばしばあったが落ちにくい鍵(写真)は初めてだ。こんなことが繰り返し起こらないことを祈ろう。「明日の記憶」の主人公だけは遠慮したいから。

国男

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