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日記2006 目次

危険な御時世となったものだ

つばめの巣立ちもあとわずか  2006.6.11(日曜日) 

item5

ガレージのいつもの壁に今年もツバメがやってきてひなが孵った。多分4−5匹いると思う。人がガレージに入るとすぐに親がどこからともなく飛んできて巣のあたりを飛び回る。親は4匹いて危険と感じると全員が飛び回るのだ。これまで親は2匹だとばかり思っていたが共同で子供たちを守っているのだろうか。つい2週間ほど前までは子供たちも小さくて巣に一列に顔だけ出していたのにもう落ちそうなくらいでかくなった。先日猫が車の屋根にあがって悪さをしようとしていたがこのときは親が飛び回りちゅんちゅん泣き叫んでいた。もちろん車は猫が届かない位置に注意して停めてあるから猫はどう頑張っても巣にはとどかない。猫が去ると再びいつもの静寂にもどった。不思議に私が近づくと皆シーンと身動きもしないで固まっている。親から注意を受けているのだろうか。危ないから他人が近づいたら相手にせず身を隠すようにと。人間の世界とよくにている。危険な御時世となったものだ。ツバメの世界でも躾けは大切な親の仕事なのだと関心している。

国男

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