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日記2006 目次

そこに生きる小さな命が気になり、そして人にも優しくなれるような気がする

ドジョウとメダカから癒される日々

2006年11月24日金曜日

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カレンダーから記憶をたどると、11月もいろいろあった。仕事上大変だったのは17-18日の金曜日外来後の岩倉講演のあとグランコートでの座長、翌日の品川プリンスへの講演出張だ。そしてでかける朝最後の一匹の鈴虫が亡くなっていた。国男の日記では昨年は鈴虫の最後が12月17日と記録されていた。丁度1ヶ月今年は早く逝ってしまった。天候で昨年と違うことはやや早くから寒く寒暖の変化が大きいような気がする。これが原因であろうか。私としてはこの2日間連休となり今度の披露宴のプレゼン弾き語りの動画編集を完成させ、万年幹事の大学クラス会の案内状を投函し終え、玄関のすべてのお魚水槽のお掃除を済ませれたことで充実感で昂揚している状態である。ドジョウはめだかと混泳していただいているが水槽をすべてひっくりかえしての掃除だったので普段砂の中のドジョウも勢ぞろい(下記写真)。もともとはスーパーで柳川鍋になりそうなパック入りのドジョウを購入救出し家で飼っていたわけで過剰にえさなど与えたせいか今では3倍以上の大きさでうなぎの子供みたいになってしまった。もともと食べるつもりもないが、ドジョウはどのくらい寿命が続き、大きくなるものか興味深い。メダカとドジョウで発見したことは彼らは日本の魚であり、水槽がいくら冷たくても決して熱帯魚のようにヒーターをかけないことである。以前に暖かい熱帯魚的水槽飼育をしたことがあるが、どちらも体部におできのような腫瘍が出現した。メダカは特に頻度が高かった。恐らく季節に合わせた寒暖が細菌や癌からも防御される条件となっている可能性が高い。本来の生活環境から大きく逸脱すると色んな病気がでてくるのは人間の社会でも同じだ。いわゆる生活習慣病の増加だ。本来の環境を忘れないで自然を守る心がけが最後には我々の健康を守ることにもなるのでは。水槽を覗いていると心が安らぎ自然や環境、そこに生きる小さな命が気になり、そして人にも優しくなれるような気がする。

国男

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