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日記2005 目次

昨日を振り返る 2005.2.6(日)

有酸素運動ではなく有酸素人生も悪くはないに違いない。

item5

できそうだとか、
丁度よいと思うものの中だけから選んでいると、
本当にほしいものを見失い、
妥協だけが残ることになる 
ロバート・フリッツ(アメリカの科学者) という言葉を見つけた。何気なくインターネットを開いていて。2月に入りやや日常生活に押し流され気味の自分に気づいた。確かに自転車ダイエットも中断しているし、ときどきお菓子も食べてしまっている。かいわれ大根とところてんにも最近やや御無沙汰している。糖尿病教室は昨年のストックがあるという過信から昨年ほどの意気込みで準備していない。患者さんも増えてきて慌ただしさにかまけている。一

 

つの妥協がすべてにわたって影響しているような気がする。もとをただせば寒さがいけなかった。寒風の中でも1月の初めは帽子と手袋も新調し靴下も2枚にして朝6時過ぎには自転車を走らせていた。しかし帰ってくると手が凍ったように痛くて揚げ句に胸の前部がドーンと重い、ふとよぎったのは心筋梗塞では? これは単に思い過ごしであったようだが、すぐにお風呂をたき直してとっぷりとお湯につかる。本来暑がりで長湯は嫌いなのだが自転車の後はいつもじっと湯につかる。15分くらいでようやく手が解凍され体に生気がよみがえる。こんなことを繰り返しているうちにある日テニスの合間に突然胸がキュンとして何かがものたりない不安感が襲う。脈をみると時々抜けて不規則なリズムとなっていた。期外収縮が頻発していた。まるで自分の心臓が自分に抗議しているように。それ以来自転車を止めた。さすがに「彼」の抗議は無視できない。彼は体で一番偉い奴だから。あっさり自転車を止めたが食事療法だけは維持しようと決めた。体重は今朝65kg。今のところあまり変化はしていない。ただ自分の中で張りつめていたものが消えてそれと同時になんとなく自分から元気もつれていかれた様な気がしている。今日は真っ青な空が静かに窓のそとに拡がっている。もう一度気を取り直して元気でいこう!慎重さと妥協は違うし自分なりのペースで少しずつ歩いていこう。有酸素運動ではなく有酸素人生も悪くはないに違いない

国男

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