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日記2008 目次

3.30 和広が無事卒業して国家試験に合格したお祝い会。観光ホテルエスコフィエでのフランス料理となった。里沙は仕事で欠席したがこれが親としての最後のイベントとなるのでなんとなく感慨深いものがあった。子育ては大変だが振り返るとそのころの思い出はとても懐かしいものとなっている。何処に行くにも皆心を一つにしてその旅行を楽しみにしていたのである。小さなペンションに家族重なり合いながら泊まったこともあったし、熱が出てもそれぞれ解熱剤や座薬でおさめて決して旅行を中止する事も無かった。わいわいと賑やかでうるさくて収集がつかないこともあったが、一気に皆いなくなるとすべて懐かしさに変わる。自分の肩がこんなにも子供達と比較して小さくなっているのかとおもうとうれしいが世代交代を間近に感じて少し寂しい。お食事は大変豪華で美味しくいただけた。あとは全員の健康を祈るだけだ。

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国男